8月18日から21日にかけて、『ポケモン』フランチャイズの総合世界大会である「ポケモン World Championships 2022」が開催されました。さまざまな『ポケモン』タイトルが採用された今回の大会ですが、弊誌では特にeスポーツとして認知度の高い『ポケットモンスター ソード・シールド』『ポケモンユナイト』の2タイトルの結果をお伝えします。
ポケモンWCS 2022 結果
『ポケットモンスター ソード・シールド』
- 優勝:EmbC(Eduardo Cunha)
- 準優勝:KastyTP(Castilla Diaz)
- 3位タイ:pwny person(Paul Chua)、Jamesspeed1(James Baek)
- 5位タイ:ペンギン(Naoto Mizobuchi)、Calvonix(Calvin Foster)、ResidentUnleash(Meaghan Rattle)、Nirinbo(Davide Carrer)
『ポケモンユナイト』
- 優勝:BLVKHVND(北米)
- 準優勝:Noun Esports(ヨーロッパ)
- 3位:Renaissance(シンガポール)
- 4位:たきしまグロウパンチ ver2.0(日本)
- 5位タイ:IX Gaming(北米)、No Show(韓国)
- 7位タイ:iClen(オセアニア)、Eternity(韓国)
『ソード・シールド』ではポルトガルのEmbC選手が優勝。スイスラウンドを無敗でトーナメント進出したプレイヤーで、終始安定したプレイと鋭い読みを見せました。パーティーはザシアン、パドレックス(黒馬)、ガオガエン、ゴリランダー、トリトドン、ボルトロス。全体的にザシアンの採用率の高さが目立つルールとなりました。日本代表ではペンギン選手がくしくもベスト6での敗退。しかしジュニア部門とシニア部門ではそれぞれ日本人が優勝しており、こういった若い世代の強豪プレイヤーの今後のマスター進出にも期待がかかります。
『ポケモンユナイト』優勝は北米代表のBLVKHVND。日本代表のたきしまグロウパンチ ver2.0は4位となりました。優勝チームは全試合でハピナスとフーパを採用。大会全体ではアマージョ、ハピナス、カイリュー、フーパの4体が群を抜いて採用率が高く、現在のメタはこの4体を中心に回っていると考えて良いでしょう。特にハピナスとフーパに関しては、どちらも採用しない構成はほぼ存在せず。どちらかがほぼ確実にピックされています。
『ポケモンWCS』は来年も開催予定。VGC部門は新作の『ポケットモンスター スカーレット・ヴァイオレット』環境下での大会となるでしょう。そして注目の開催地はなんと日本・横浜。おそらく大会までには渡航制限も解除されるであろうということなのでしょう。『ポケモン』生まれの地でありながら、世界大会が日本で開催されるのは今回は初めてとなります。国内の選手もより一層気合が入るのに期待がかかります。
©Pokémon Company
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